疲れていても、なかなか眠れない夜中に何度も目が覚めてしまう、朝起きても疲れが全然とれない、熟睡できない気がするなどの不眠状態を放っておくと、思わぬ病気に繋がってしまうことがあります。その改善方法を3つご紹介します。
しっかり太陽の光を浴びる
不眠を解消する為には、夜に脳に眠りを誘発する睡眠ホルモンが分泌される様に習慣付けることが大切です。
しかし睡眠ホルモンは夜に分泌されるのではなく、朝身体が光を浴びた時に身体の中で準備がされて、夜にかけて生成されていくのです。
不眠症の人は、朝一番で太陽の光を浴びて、「メラトニン」の体内分泌を正常にすることが大切です。
朝日を浴びることで体内時計が正しく動作する様になれば、夜にメラトニン分泌が盛んになり、自然に眠くなります。
軽い運動をする
人の身体は適度に疲労することで眠りを生じ易くなります。
不眠の人は日中の運動量が足りないことも原因の一つです。
身体に負担のかからない有酸素運動をすることで、血液の流れが良くなり眠りを誘い易くなります。
昼間ならばウォーキング、夜ならば寝る1時間前位に軽いストレッチをするのがおすすめです。
熱すぎないお風呂に入って身体を温めるのも良い方法です。
但し、激しい運動をしてしまうと交感神経が優位になり過ぎてしまい、興奮して返って不眠が強くなるので注意しましょう。
マッサージや整体を受ける
日常生活でストレスや疲れがたまっていると、筋肉が緊張してしまい、夜になっても中々身体がリラックスできずに不眠になる人が多くいます。
その様な時にはマッサージや整体で身体の筋肉をほぐす施術を受けるのもおすすめです。
筋肉がほぐれれば血管が広がり、血流が良くなるので冷え症が改善されて入眠し易くなります。
身体が温まれば自律神経のバランスも良くなり、夜になると自然に副交感神経が優位になり、不眠が解消されるのです。